バビロンの大富豪 著書ジョージ・S・クレイソン
はじめに
こんにちは、古代都市バビロンは世界で最も裕福な都市といわれていました。
そんな裕福な都市バビロンではどのような金融教育を受けていたのか
この記事を機会に学んで頂ければ幸いです。
この記事の目次
幸運の女神がほほ笑む人間
幸運の女神が最も喜ぶのは行動する人です。
なぜ行動する人が喜ばれるのか見てみましょう。
アルカドという最も裕福な人物と大勢の人々が集まりこのような議論をしていた。
「どうすれば幸運を引き寄せられるか」
ある一人はこう言った
「賭け事なれば幸運の女神に祈り捧げている。そういう者を大勢見てきた。」
アルカド
「祈りをささげた女神さまは財布をふくらませてくれたかね?賭博場は賭ける人が
必ず不利になり、儲けるチャンスはいつでもその人に有利な状況になっている。」
また別のある人はこう反論もした
「賭け事でも時には大儲けする人がいるじゃないか」
アルカド
「そういう人もいますが、賭け事で得た金をもとにして立派に成功した者を
見たことない。」
思いもよらないことがあり一時的な幸運が訪れることがあるだろうが
これは決して幸運の女神がほほ笑んだからではない
アルカド
「商売をしていると儲けが出ると幸運のおかげではなく、自分の努力の対価と考えがち
幸運の女神の助けというものを見落としているのでは。」
チャンスを拒まない人間にはチャンスが訪れる。
逆に優柔不断な人間は目の前にチャンスが来ても待ってしまう。
優柔不断な人間に足りないものとは断固たる決意で迅速に行動することが求められているときに
不必要にぐずぐずする習慣である。
幸運を呼びこむには与えられたチャンスを活かすことが必要
幸運というものはチャンスの後にくることが多い
幸運はチャンスをつかむことによって誘い込むことができる。